F22 ADF - 兵装紹介

 先にもちょっとだけ言いましたが、兵器操作法等は触れると一番でかい所で
すので出来得れば触れたくない。(笑)
が、EF2000 の時とは少し名称が変わっていますので、簡単に ADF で登場する
F-22搭載兵器について触れることにします。


1.空対空兵器
 
 a)AIM-120C
   
   中・長距離空対空ミサイル。レーダー追尾式で、発射時に敵をレーダーロック
  オンしておく必要がある(EMCON 解説を参照のこと)が、一度発射したら自機か
  らの追尾補正の必要の無い、「撃ちっぱなし」型ミサイル。
   
   マニュアルにはベストな発射距離は 31 miles で最大 44 miles と書いてある
  が、HUDに表示されるミサイル追尾円は17miles 辺りで一番大きくなるようだ。
  ただ、「遠くから敵に全く気付かれぬままミサイルをぶっ放し、さっさと逃げる」
  という F-22 本来の戦い方からすると、撃って当たる距離まで来たらすぐぶっ放
  し、尻に帆を掛けて逃げる、という「The Grinder」(マニュアル p.93 の挿し絵
  を参照)の交戦パターンもあながち間違ってはいない。
   
   EF2000 の時の AMRAAM,S-225 ミサイルの役目を担う兵器である。
  胴体兵器庫内に格納されており、トリガを引くと兵器庫扉が開いてミサイルが
  落下し、機体から数メートル放れてからモーターに点火して飛んでいく様が外
  部視点で見られる。
   
 b)AIM-9X
 
   短距離赤外線追尾空対空ミサイル「サイドワインダー」の改良型。普通サイド
  ワインダーは敵尾部から排気炎目指してぶっ放すのが鉄則だが、改良型のこの
  バージョンでは敵と正対した状態から撃っても結構命中する。EF2000 での ASRAAM
  と AIM-9M の中間(よりちょっとASRAAM 寄り)といった性能か?
  
   マニュアルによると、ベストな発射距離は 10miles となっている。あまり近
  くから撃ちすぎると、敵の真後ろからぶっ放しても敵を追尾し始める前に敵を
  追い抜いてしまい、当たらないことがあるので注意。(兵器の有効射程の下限
  がきっちり守られているってのは、EF2000 ではあまりなかったことですね)
  
  
  ステルス性を生かして、敵に気付かれることなく AIM-120C 射程距離まで接近し、
 AIM-120Mをぶっ放し、敵が回避行動を取っている時に F-22 の強力なエンジンを生
 かして AIM-9X の射程距離まで詰め、AIM-9X で第2撃を加えて大幅に敵の数を減ら
 し、更に距離を詰め、推力変更システムを駆使してドッグファイトで残る敵を制圧
 する、というのが理想的な使い方だそうです。敵に反撃の余裕を与えぬよう波状挟
 撃を繰り返すことが大事です。
 


2.空対地兵器
 
  本来 F-22 は大量の対地兵器を翼下にぶら下げ、爆撃ミッションに就くという目
 的は担っていません。しかし、同様に制空権奪取を目的に開発された F-15 イーグ
 ルは、その類い希な空戦性能と兵器搭載量を生かし、後に対地攻撃型のバージョン
 も開発され、対空・対地両方の面で最強の戦闘・攻撃機として活躍することになり
 ました。
  DIDでは実機 F-22 の翼にも既にパイロンが取り付けられていることから、F-15
 と同様の進化の可能性がある、と見て、ADF での F-22 にも対地攻撃ユニットを装
 備し、EF2000 と同等以上の対地攻撃シムとしての面を持たせています。
 


 a)AGM-65G(マーベリックミサイル)
   
   赤外線映像追尾式空対地ミサイル。主な用途は地上車両の破壊だが、その他
  建物・野戦敵HQ・小型船舶と多目的に使用される。マーベリックで追跡中のミ
  サイル視点映像は、攻撃 MFD や中央上部v MFD に表示される。EF2000 の時より
  も随分使いやすくなった(MFD を見ながらロックオンするという作業が不要。
  AIM-120C の要領でHUDを使ったロックオン・発射が出来る。)
   
   最適射程距離は 15miles。中高度から目標に接近し、射程に入ったらすぐ発射
  して反転する、または低空で敵地に進入し、視界の良くなる高度にポップアップ
  して発射し、すぐまた低空に潜む、といった使い方をする。
  
 b)AGM-84A(ハープーン)
   
   レーダー誘導型長距離対艦ミサイル。有効射程距離は 74miles に達する。
  艦船を1発で破壊することを目標とし、最大射程距離から低・中高度で水平飛行
  しながら、AIM-120C の要領で発射する。「撃ちっぱなし」型であるから、撃った
  後は直ちに反転出来、攻撃の終始に渡って艦船からの攻撃の有効範囲外で行動で
  きる。
  
 c)AGM-88(ハーム)
 
   レーダー発信源追尾の空対地ミサイル。SAM や AAA といった地上対空兵器は
  航空機をレーダーで捉えてミサイルを発射・誘導するが、このミサイルは地上の
  レーダー発信源の位置を記憶し、その場所を潰す兵器。相手のレーダー波を捉え
  ることでロックオンできるので、自らがレーダーを出して索敵する必要はない。
  
   有効射程距離は 15miles。地上のレーダー波を探知したら、水平飛行か浅ダイ
  ブしながら AIM-120C の要領で発射する。2機で地上脅威制圧のミッションを行
  う場合は Deuce フォーメーションを組んで行くと良い。
  
 d)JDAM(スマートガイド爆弾)
 
   衛星による位置ガイドを可能にする特殊尾部を付けた自由落下爆弾。
   低空投下では 500feet 以上、目標から1mile の所から投下する。
   高空からの投下では、10000feet 以上、目標から 10miles の所から投下する。
   
 e)GBU-24(レーザー誘導爆弾)
   
   目標にレーザーを照射し続け、それをガイドに正確に爆弾を攻撃目標へと誘導
  する「ピンポイント爆撃」に使用される。
  
   EF2000 では "TIALD" と呼ばれたシステムで誘導していたが、ADF ではこの
  追尾システムのことを "LANTIRN" と呼ぶ。しかし操作法は限りなく一緒。(^O^;
  たぶんDID本業の軍事向け訓練システムも殆ど同じ操作法なのであろう(笑)
   
   目標のロックオンから攻撃完了までの手順は以下の通りである。
   
   (1) 攻撃する目標があらかじめブリーフィングで与えられていないものであ
     れば、”l”キーを押して LANTIRN モードを Free にセットする。命令さ
     れていた攻撃目標に投下するのであるならばデフォルトの Slaved モード
     のままでよい。
   
   (2)  目標に真っ直ぐ機首を向け、高度 10000〜20000 feet を水平飛行、も
     しくは浅くダイブする。きちんと機首向けが出来たらオートパイロットを
     HEADING モードにセットし、「HEADING(方位)」「ALTITUDE(高度)」
     「SPEED(速度)」の横の「CURRENT」と書いてあるボタンを押して現在
     の航路をセットした後”a”キーでオートパイロットを on にする。
      
      MFD 節約の為、機体水平 MFD(アクセスキーはテンキーの”6”)の
     「A」ボタンを押してオートパイロット画面するとよい。
     
   (3) 使用する空対地兵器を「GBU-24」にセットする。システム MFD を使用し
     て(アクセスキーはテンキーの”0”)火器投下モードを「SALVO」にし、
     目標を破壊するに必要な爆弾の個数をセットする。([ADF完全解説(2)-
     アビオニクス・2 の 2.システム MFD を参照のこと)
     
   (4) 目標まで 10miles に近づいたら、攻撃 MFD に目を移し(アクセスキーは
     テンキーの”3”)、下辺左端の「L」ボタンをマウスでクリックする。通
     常の「Slaved」モードならば、攻撃 MFD には LANTIRN カメラが映す飛行方
     向前方部の映像が表示される。
     
   (5) カーソルキーで LANTIRN カメラの向きを調整し、目標を攻撃 MFD の大体
     真ん中に入れ、下辺真ん中の「ZI」ボタンを押して拡大率を上げ、更にカー
     ソルキーで「+」マークの中心に目標が来るように調整する。
      
      目標を真ん中に持ってきたら、下辺右から2番目の「LT」ボタンを押し
     「+」マーク中央にある目標をロックオンする。
      
      「+」マークは、目標へのレーザー照射が上手くいくときは緑色をして
     いるが、雲が機体と目標の間にあるなど、視界の悪いときは白くなってい
     る。このような場合はレーザーによる爆弾の誘導が上手くいかないため、
     高度を低くするなどして目標までの視界をクリアに保てるようにする必要
     がある。
     
   (6) ロックオンが完了したら、攻撃 MFD 右辺に表示された投下タイミング通
     知ゲージに注目する。長めの横棒がゲージの下から上へと上がっていき、
     一番上に到達した時点で「SHOOT」と音声通知されるので、「+」マークが
     緑色であることを確認してから、すかさずトリガを引いて投下する。
      
      投下後も、爆弾命中を確認するまでレーザー照射ボタン(「LT」ボタン)
     は押しっぱなしの状態にしておくこと。
     
   (7) 着弾を確認したら、攻撃 MFD 下辺左から2番目の「LR」ボタンを押し、
     LANTIRN による目標のロックオンをリセットする。
 
 f)LAU-68(無誘導ロケット)
   
   EF2000 では CRV-7 と言っていたロケット弾と同じ。車両や小型船舶の破壊か
  ら、大量に撃ち込めば地上建築物の破壊にまで幅広く使える。
   
   照準に正確に目標を捉え、10000feet以下の高度から浅い、もしくは少し深め
  の角度でダイブしながら撃つ。くれぐれも照準に夢中になるあまり高度を落とし
  過ぎて、破壊された目標の破片を浴びたり墜落したりすることの無いように。
  
 g)自由落下爆弾・遅延爆弾・クラスター爆弾
   
   3種類ともHMDに表示される弾道軌跡線・着弾予想点を参考にして投下する
  無誘導自由落下爆弾。
  
   HUD中央から鉛直方向へ伸びる長い線が弾道軌跡を表し、その途中で「−」
  マークが垂直に交わっているところが着弾予想点である。下に述べる投下体勢に
  入ったとき、着弾予想点が見えないならば、それは速度が遅すぎるからだ。
   
   基本的にどの投下方法を使う場合でも、また GBU 爆弾も含めどんな爆弾を使
  う場合でも、目標上空を通過するのは攻撃せねばならない目標の数だけと思うこ
  と。1パスで多数目標攻撃できるパスラインに乗れればベストである。
   
   ”BACKSPACE”キーで使用する爆弾を設定したら、火器発射モードを Salvo(
  一斉投下)モードに設定し(キーボード”f”で設定。HMD右端に火器発射設定
  が表示される)、システム MFD 下辺真ん中の「F+」と記されたボタンをマウスで
  クリックし、目標を完全に破壊するに十分な個数の爆弾を一斉投下するよう設定
  する。
  
   爆撃後はいち早くその空域から離脱し、帰途に就く。敵地上空をウロウロと何
  度もフライパスすることは、それだけ被弾の機会を増やしてしまうだけである。
  折角目標を破壊しても、長い帰路を帰還出来なければミッションは失敗である。
  
  投下のバリエーションは多数あるが、代表的なものを3つ紹介する。
  
  (1)急降下爆撃
    
    高度 2000〜20000feet を目標からちょっとずれた方向へ向けて水平飛行
   する。目標の横上空を通過する地点でロールし、目標を頭上に見るところま
   でバンクする。スティックを引き、目標をHUDの中央少し下寄りに捉えて
   30〜60度の俯角で目標に向かって真っ直ぐダイブし(対空砲火が自分を狙い
   始めても逃げてはならない。速度を稼いで振り切るのである)、投下する。
    
    最初に水平飛行しているとき、進路が目標から大きくずれている程急降下
   する角度は浅くなる。決して最初のアプローチで目標に向かって真っ直ぐ
   飛んではならない。
    
    着弾予定点と爆撃目標を重ねる作業は、基本的に速度の増減によって行
   う(あまりピッチ方向の動き−機首の縦振り−に頼らない)。速度の出過ぎ
   による引き起こしの失敗で爆風範囲圏内(高度にして約 1000 feet 以下)
   に入らないように注意する。また、敵対空砲火の反撃が予想される場合、
   最下点で 5000feet 程度以上の高度を保てば届かない。勿論、高い高度で
   投下するほど、正確な照準を要求される。
    
    投下し終えたら機首を上げ、出来る限り早く高度を稼ぐ。バレルロール
   しながら離脱すると、殆ど被弾することは無い。
  
  (2)トス爆撃
    
    20000feet 程の高度で目標に向かって真っ直ぐ接近し、目標物パッドロッ
   ク視点のままスティックを思いっ切り引く。着弾予想点が目標に一致した瞬
   間にトリガを引き、そのままスティックを引き続けて反転・帰途に就く。
    
    この方法では、爆弾に上に凸の弾道碑石を与えることができ、より大きな
   爆撃範囲を与えることが出来る。そのため自機が目標上空を通過する必要が
   なく、敵攻撃圏内に入ることなく攻撃し、帰還することが出来る。
    
    この方法で爆弾を命中させるには多くの経験が必要だが、例えば山の向こ
   う側の斜面に目標があるとき、尾根の反対側から爆弾を投下して、目標から
   直接見られることすらなく爆撃・帰還することが出来る。
    
  (3)低空爆撃
  
    音速に迫る高速で高度 500 〜 1000 feet付近を目標に向かって真っ直ぐ
   水平飛行し、着弾予定点と爆撃目標が重なった時点で爆弾を投下する。
    
    低空を飛ぶため爆弾の命中率は高くなるが、同時に対空砲火に晒されるた
   め非常に損害を受けやすい。より多くの目標を破壊することより、無傷で攻
   撃目標だけを確実に破壊することを優先すべきである。
    
    また、1000feet 以下を飛ぶ場合には爆風で吹き上がる破片を喰わぬよう、
   最大限の注意を払うこと。
    
    少しでも対空砲火に晒される危険性を減らす為、出来る限り高速で目標上
   空を通過する。これは同時に破壊した目標の破片が広がらぬ内に爆風圏内から
   離脱することも意味し、この投下方法を使用したときに機体にダメージを与え
   ぬための最も有効な手段である。投下後は直ちに機首を斜め上に向け、一気に
   高度を上げて爆風と対空砲火の届く範囲から離脱する。
   


以上で、簡単ながら兵器紹介とさせていただきます。

97/12/13(土) 03:22 HUQ(RXL03123)
(huq@kyoto.xaxon-net.or.jp)

 

戻る ホーム 進む

Copyright(C)   Fuji 1997, 1998.
Copyright(C) A.C.E Hanger 1997, 1998.
F22 ADF Screen Shots are 1997, 1998 Digital Image Design Ltd.