≪ Flanker 2.5x 空戦手順 ≫
ここでは、Flanker 2.5x における空戦の手順を解説する。
[Tips] の部分は、「知っていれば、戦いを有利に進められる」という位置づけの解説なので、最初は読み飛ばしていただいてかまわない。
なお、以下の解説は西側機のシムに馴れた人(私を含め)を対象に行うため、HUD の言語モードを英語にした状態を前提とする。デフォルトのHUD 言語モードはロシア語になっており、メインメニューからOptionsを選び、Miscellaneous 下の "HUD in Russian"のチェックを外せば、英語モードになる。
このページで出てくる全キー一覧
(≪ Flanker 2.5x KeyCommand一覧 ≫のページへリンクされています)≪視点切替≫
≪HUD/MFDモード/サブモード切替≫
≪レーダー/EOS, HUD/MFD操作≫
","(左)
";"(下)
"."(上)
"/"(右)
Ctrl-iShiht-","(左方向)
Shift-";"(仰角方向)
Shift-"."(俯角方向)
Shift-"/"(右方向)≪視界操作≫
テンキーの1〜9
Shiftキーを押しながらテンキーの1〜9≪ロックオン≫
≪兵器選択≫
≪デコイ≫
≪機体操作≫
敵飛行ターゲットを発見するまでの操作手順を解説する。
F10キーを押し、クリミア半島のマップ上のどこに自分が居て、どこにターゲットが居るかを確認する。
マップ上、ミッション作成時の国分け時の Side1側国籍機は○、Side2側国籍機は△のシンボルで表示される。シンボル上に生えた短い棒が、その機体の機首の向きを示している。
地図は上が北、即ち方位0度(360度)である。
ターゲット発見後、F1キーを押してコックピット内部視点に戻り、自機の進路をターゲットの居る方位に合わせる。
[Tips]
AWACS 視点(F10視点)では、高度・速度・アフターバーナーの ON / Off 状態に関わらず、マップ上の全ての航空機(だけでなくオブジェクト全て)の位置を確認することが出来る(駐機している機体もも含む)。この視点が許可されているミッションでは、事実上ステルス行動は意味を成さない。
フルキーの2を押して HUD を BVR モードにする。味方の AWACS 機が生きていれば、HUD 右下に "AWACS" と表示される。コックピット右下にある MFD には、AWACS から送られてきた自機周辺の航空機情報が表示される。(自機前方だけでなく、自機の側方や後方の航空機も表示される。この段階ではまだ、友軍機しか表示されない。)
フルキーの-(マイナス)を何度か押して MFD のレンジを広げ、より広範囲のデータが MFD 上に表示されるようにする。(MFD内右下の数値がレンジ(単位:km)を示す。最大512kmまで)
oキーを押す。MFD上に、自機を中心とするEOS索敵範囲を示す扇形が表示される。と同時に、EOS索敵範囲内外に関わらず、MFD上の枠内に居る全ての敵機が表示される。(一旦敵機が表示されるようになったら、再度oキーを押して EOSをOffにしても、MFD上には敵機・友軍機共に表示されたままになる。また、HUD を BVR モードにしただけで、oキーを押す前から表示されていることもある。)
敵機は△、友軍機は○のシンボルで表示される。シンボルにくっついた短い直線は、その機体の進路を示す。(レーダーを使わず、EOSモードのまま敵味方識別が出来るのは、味方の AWACS が居るときだけ!)
MFD のレンジを狭め、AWACS 情報の分解能を上げたい場合は、フルキーの+(プラス)を押す。(最小8kmまで)
[Tips]
シングルプレイ時は、AWACS 機は地表高度によらず全ての飛行中の航空機を捕捉する。(ただし駐機中、滑走中の航空機は捕捉出来ない)
ネットワークプレイ時は、高度およそ20m以上の飛行中の航空機のみが細くされる。(20m以下を常にキープして航行すれば、AWACSが居てもステルス行動が可能)
味方の AWACS 機が撃ち落とされた場合、AWACS 情報は得られなくなる。この場合、BVRモードの HUD 右下の "AWACS" 表示が消える。
友軍の AWACS 機が生きていて、敵軍の AWACS 機が死んでいる場合などステルス行動が可能な場合、自機のレーダーは Off にして(iキー)、敵機の進路を迂回して背後に回り込む。向かってくる敵機に対して直進しては、敵機のレーダー探索に引っかかり発見されてしまう。
位置の予想がつかない敵機を、自力で索敵する場合(AWACS無しでCAP任務を行う場合)
フルキーの2を押して HUD を BVR モードにする。HUD 左下に "BVR"と表示される。
iキーを押してレーダーを On にする。HUD左辺中央下寄りに"И"(なんで英語モードやのに、思いっきりロシア文字やねん)と表示され、レーダーが On であることを示す。HUD 左辺には、自機からの距離計が表示される。この状態で敵機を探索する。HUD 右下には探索中を意味する "SCAN" の文字が表示される。また HUD 中央には、ターゲット指示カーソル "□" が表示される。
フルキーの-(マイナス)を何度か押し、レーダーレンジを 128km 程度まで広げる。MFD上には、レーダーレンジを示す自機を中心とした扇形が表示される。
HUD を見ながら、高度を保ちゆっくりと水平旋回する(レーダーレンジを広げれば広げるほど、ゆっくり旋回すること)。航空機の反応があれば、HUD 上に点滅する
フルキーの+(プラス)を何度か押してレーダーレンジを狭める。(自機から10km以内の至近距離に機影が見えるなら、以下の手順をすっ飛ばし、後述する 「○自機から10km以内の至近距離に敵機が居る場合」へ進む)
フルキーの2を押して HUD を BVR - TWS モードにする。HUD右下に "TWS" と表示される。このモードは、SCAN モードで捕らえた複数のターゲットを、同時に追跡開始するモードである。
SCAN モードでは HUD 上で点滅表示されていた機影が、TWS モードでは点滅しない▼マークで表示されるようになる。MFD 上には、レーダーレンジ内の各機影が、敵機は▽、友軍機は○のシンボルで表示される。
TWS モードに入ると、新規にターゲットを捕らえることは出来なくなる。また、追尾中のターゲットが地上 20m 以下に高度を下げるとレーダー追跡が出来なくなり、機影が消える。一旦消えた機影を再度捕らえるには、フルキーの2を押して BVR - SCAN モードに戻らねばならない。
[Tips]
「ブー、ブー」という断続的な低い警報音は、自機がレーダー照射を受けていることを示す。この警報音が聞こえたらテンキーの0を押し、一時的にコックピット右下にある Threat Warning System インジケータでレーダー波発信源の大まかな方角を確認し、その方角に機首を向けてレーダーレンジを狭め、重点的にレーダー探索すると良い。
自機の進路を変更せぬまま、Shiht-","(左方向) Shift-";"(仰角方向) Shift-"."(俯角方向) Shift-"/"(右方向)の4キーでレーダー探索範囲を動かし、自機の進路方向から外れた場所を探索することも出来る。
HUD 中央に表示されているターゲット指示カーソル"□"を、","(左) ";"(下) "."(上) "/"(右)の4キーで動かし、HUD 上に点滅する機影マーク "−" に重ねてTAB キーを押すことで、HUD上の任意の航空機だけを同時追尾する TWS モードに入ることが出来る。ターゲット指示カーソル位置の初期化は、Ctrl-iである。
☆ EOS による探索 ☆
レーダーを使用すれば効率よく索敵出来る反面、敵に自分の位置を逆探知されるおそれがある。
BVRモードで iキーを押してレーダーによる BVR - SCAN モードを使用するかわりに、oキーを押して EOS による BVR - SCAN モードを使用すれば、レーダ波を出さずに、敵機の発する熱をたよりに索敵を行うことが出来る。
EOS による BVR - SCAN モードでは、HUD 左辺中央上寄りに "T" と表示される。
EOS による探索では、HUD 上での探索のレンジは固定されており、変更出来ない。
ネットワークプレイにおいては、地表高度20m以下を飛んでいる航空機は、レーダー索敵でも EOS 索敵でも捕捉出来ない。(シングルプレイ時も 20m 以下の高度の航空機は捕捉できないが、AI機がそのような超低空を飛ぶことはまれ。)
EOS による探索では、TWS モードのように複数のターゲットを同時追尾することは出来ない。HUD 中央に表示されているターゲット指示カーソル"□"を、","(左) ";"(下) "."(上) "/"(右)の4キーで動かし、HUD 上に点滅する機影マーク "−" に重ね、TAB キーを押すことで、直接次項「2.ターゲットロックオン」で解説する BVR - ATK モード(ロックオン状態)に入る。
EOSモードでは、敵味方の識別をすることが出来ない。
BVRモードで索敵したターゲットをロックオンし、即攻撃する方法はこちら。
フルキーの5を押して HUD を CAC - HMTD モードにする。HUD 左下に "CAC"、右下に "HMTD" と表示される。
CAC - HMTD モードにすると自動的に EOS が作動し、HUD 左辺中央上寄りに"T"と表示される。
テンキーの1〜9を駆使して視界を移動させながら、テンキーの "."(ピリオド/DEL)を連打して、パッドロック出来る飛行ターゲットを探す。
パッドロック出来るのは、自機から10km以内の距離に居て、飛行高度が地上20m以上であり、かつ視界内のどこかに見えている航空機だけである。(真後ろに居る航空機や、機体腹面の向こうに居る航空機はパッドロック出来ない)
自機から10km以内の距離を、地上高度20m以下をキープして飛ぶ航空機が視界内のどこかに居るとき、テンキーの "."(ピリオド/DEL)を押すと、正しくパッドロック出来ずにあらぬ方向をパッドロックしてしまうことがある。こんなときはテンキーの5を押して前方視界に戻し、パッドロックするのを諦めて、テンキーの1〜9による視界移動で対処する。
[Tips]
Shiftキーを押しながらテンキーの1〜9を押すと、高速に視界を移動することが出来る。
また、例えば左を見るとき、単にテンキーの4を押すより、テンキーの7とテンキーの1を同時に押した方が、視界の移動が速い。
近接戦闘中に敵機を見失ったら、高度があるなら一旦テンキーの5を押して前方視界にした後、機首を鉛直下方に向け、テンキーの8を押して見上げる視点にし、テンキーの "."(ピリオド/DEL)を連打しながらスティックを真横に倒してロールする。同高度付近に敵機が居るなら、360度ロールする間に敵機を再捕捉することが出来る。(速度が十分にあって高度が低いなら、垂直上昇しながらこの操作を行っても良い。)
これでも敵機を見つける事が出来なかったら、即座に高度を20m以下に落とし、地面に激突せぬよう細心の注意を払いつつ、加速して戦場を全速離脱する。
パッドロック出来たら TAB キーを押し、ロックオンする。ロックオンすると HUD 右下に "ATK" という表示が現れ、索敵モードから攻撃モードに移行したことを示す。
敵味方識別を行うため、iキーを押してレーダーを On にする。HUD左辺中央下寄りに"P"と表示される(CAC モードでは、レーダーと EOS の同時使用が可能)。ロックオンしたターゲットが友軍機であれば、HUD 左辺下寄りのレーダー使用中を意味する "P" 表示の下に、 "F" と表示される。表示されなければ敵。こうして敵味方識別を行う。
敵機をロックオンするつもりで誤って友軍機をロックオンしてしまったら、Ctrl-TAB を押してロックオンを解除する。
CACモードで索敵したターゲットを攻撃する方法はこちら。
[Tips]
接近戦での索敵の基本は、「視界移動→パッドロック」である。
視界移動キーを多用しあちこち見回していると、操縦がおろそかになり墜落の憂き目に遭うことがある。
逆に視界移動キーを全く使わず、機体操作だけでなんとかして敵機を前方視界中心に捕らえようとがんばり過ぎると、敵機を発見したときには速度がガタ落ちになって追尾どころか敵の攻撃を回避することすらままならないこともある。
私の場合、1st Head on を過ぎた後の視点操作は、テンキーの8とテンキーの2でキャノピー中心線を上げ下げするだけにし、左右方向は機体をロールさせて敵機を索敵するようにしている。これなら4方向HATでも十分簡単に視点移動が出来るし、索敵のためにスティックを引く必要が無いから失速することもなく、一旦敵機を見つければスティックを引くだけで必然的に正面に敵機を捕らえることが出来るのだ。
敵機の居場所を確認後、接近してロックオンし、攻撃するまでの手順を解説する。
レーダー使用時の BVR - TWS モードであれば、HUD 中央に表示されているターゲット指示カーソル"□"を、","(左) ";"(下) "."(上) "/"(右)の4キーで動かし、HUD 上の追尾中ターゲットシンボル "▼" の一つに重ね、TAB キーを押す。(敵味方識別は、MFD 上のターゲット表示シンボル(敵:"▽", 味方:"○")で判断する。)
EOS モードの場合、ターゲットが自機の存在に気付いていないようであれば、まずターゲットの進路を大きく迂回して背後に回り込む。その後 HUD 中央に表示されているターゲット指示カーソル"□"を、","(左) ";"(下) "."(上) "/"(右)の4キーで動かし、HUD 上に点滅する機影マーク "−" に重ね、TAB キーを押す。
以上の操作でターゲットはロックオンされる。ロックオンが完了すると、HUD 右下に "ATK" と表示される。レーダー使用時であれば、誤って友軍機をロックオンしてしまった場合、HUD 左辺下寄りのレーダー使用中を意味する "И" 表示の下に "F" と表示される。表示されなければ敵。
ロックオン完了後、dキーで発射する空対空兵器を選択する。選択中の兵器名が、HUD 左辺下に表示される。主な空対空ミサイル名と特徴は以下の通り。
R-77(AA-12)
いわゆる「撃ちっぱなし」タイプの、アクティブレーダー追尾ミサイル。命中率は非常に良い。
R-27R(AA-10)
発射から命中まで、発射母機がターゲットをロックオンし続ける必要があるセミアクティブレーダー追尾ミサイル。ちゃんとターゲットをレーダー追尾し続けることができれば、R-77 よりも高い命中率を誇る。途中でレーダー追尾を止めたが最後、そのまま直進してしまう。
"R-27" の型番には、ここで取り上げた "R-27R" の他、同じくセミアクティブレーダー追尾の長射程タイプの "R-27RE"、赤外線追尾タイプの"R-27T", "R-27ET"(長射程タイプ)、アクティブレーダー追尾タイプの "R-27EA_M", "R-27EM"(高機動性タイプ)等がある。
R-73(AA-11)
「撃ちっぱなし」タイプの、赤外線追尾ミサイル。撃たれると、的確な回避行動を取らない限りかなりの確立で命中する。射程距離も R-77 程ではないが、かなり長い。
敵機がミサイルの射程距離内に入れば、HUD 中央下寄りに大きめの "LA" という表示が出る。この状態になったら、トリガを引けば選択した空対空ミサイルを発射出来る。(射程距離は近すぎても「射程範囲外」となり、トリガを引いても発射出来なくなるので注意)
[Tips]
BVRモードでミサイルを撃つとき、敵機までの距離、敵機の進路、発射のタイミングを、よく考える必要がある。
遠方側の射程距離ギリギリに敵機が入ったところで撃ったとしても、即反転して逃げ出されるとミサイルは追いつくことが出来ず、当らない。
また、ターゲットが 20m 以下まで高度を下げると、これまたミサイルは目標を見失って迷走、自爆する。
ターゲットをロックオンすると、HUD 左辺に距離スケールが表示され、スケールの右側に敵機までの距離を示す矢印と、ミサイルの射程レンジを示す短い横棒2本が表示される。また、距離スケールの下端を中心に回転する大きな矢印は、敵機の機首の向き示している。(矢印が真下を向いていれば自機に正対して接近中、真上を向いていれば逃走中。)
HUD を CAC - HMTD モードにしていて、かつ敵機をパッドロックしている場合、そのまま TAB キーを押せばロックオンが完了する。ロックオンされたターゲットは大きな太い○で囲まれる。○の上に大きな太い×が上書きされている場合、自機の進路があまりにターゲットの方向と違うため、ミサイルが発射出来ないことを示す。
その他の CAC モード使用時や、HMTD モードでもパッドロックをしていない場合、モードに応じたターゲット捕捉カーソルを ","(左) ";"(下) "."(上) "/"(右)の4キー(CAC - VT モードでは","(左) "/"(右)の2キーだけ)で動かし、ターゲットを範囲内に捕らえてTAB キーを押す。
ロックオンが完了すると、HUD 右下に "ATK" と表示される。ターゲットまでの距離がミサイルの射程距離範囲内であれば、HUD 中央下部に "LA" と表示される。
CACモードでの索敵の項目でも書いたが、敵味方識別を行うには iキーを押してレーダーを On にする。ロックオンしたターゲットが友軍機であれば、HUD 左辺下寄りのレーダー使用中を意味する "P" 表示の下に、 "F" と表示される。表示されなければ敵。誤って友軍機をロックオンしてしまったら、Ctrl-TAB を押してロックオンを解除する。
ロックオン完了後、dキーで発射する空対空兵器を選択する。選択中の兵器名が HUD 左辺下に表示される。BVRモードで簡単に触れた空対空ミサイル以外に、以下の(その射程距離からして)CAC専用の空対空ミサイルがある。
R-60(AA-8)
Mig-29Kに搭乗し、FighterSweep や CAP 等のミッションを選択すると、この空対空ミサイルを選択出来る。R-73と同様の赤外線追尾ミサイルだが、その命中率は著しく悪い。また射程距離も極めて短い。
基本的に敵機の後方から撃つべきIRミサイルなのだが、敵機の後方から撃つ場合、Guns でも届くんではなかろうか?と思うほど距離を詰めないと発射出来ない。また、撃ってもフレアを撒きながらブレイクされただけで簡単に外れてしまう。
意外にも、Head on 時に真っ直ぐ自機に向かってくる敵機に対し、距離 2km ぐらいですれ違い様にブッ放すと、撃たれた側は油断から回避する暇がなくなって、よく当たる。
Flanker2 では概してミサイルの命中精度が非常に良く、敵機と対峙したまま高々度で簡単にかわすには相当な技量が必要であるが、このミサイル(或いはこのミサイルと R-27R(セミアクティブレーダー誘導タイプ), R-27T(赤外線誘導タイプ) のセット)なら、ミサイル回避に馴れていなくても気軽にミサイル戦が楽しめる。
なお、CAC モードで空対空ミサイルを選択している状態から即座に Cannon に切り替えたい場合、cキーを押す。
Cannon モードでは、HUD 上に表示されるカレットをターゲットに正確に合わせて、思いっきり引きつけてから 30mm cannon を撃つ。弾数は、Su-27 および Su-33 では 150発、Mig29K ではたったの 100 発しかない。撃てば必ずあたる距離まで引きつけてから撃つこと。無駄弾を撃つ余裕は無い。
そのかわり1発の破壊力はたいしたものだ。フラップを狙えば瞬時にフラップが吹き飛び、エンジンに一斉射全て命中させればアッとうまに黒煙が上がる。
敵機の後ろを取り、思いっきり肉薄し、きっちり当てれば、30〜40 発で戦闘機1機を倒せる。Su-27 / Su-33 を用いれば最低でも3機、うまくやれば5機は倒せるであろう。
Head on でねらいに行くのは、余程射撃制度が良くない限り無駄弾に終ることが多い。しかし、最初の Head on で相手のフラップを片方吹っ飛ばすことが出来れば、その後の旋回戦を大いに有利にもちこむことが出来る。
[Tips]
一旦近距離の格闘戦に入ってしまうと、ミサイルは殆どあたらないと考えた方が良い。高G旋回中に CAC - HMTD モードでギリギリロックオン出来ている状態で撃たれたミサイルを回避するには、qキーを押して手動でチャフ・フレアを適当に撒くか、Shift-qを押してチャフ・フレアのッ自動散布モードにしたまま、高G旋回を続けるだけでよい。
敵が急旋回して速度を失っている間に機首を下げ、加速して敵機との距離を取り、おもむろに回頭してミサイルを撃つ、という方法をとった方が、数少ないミサイルを有効に活用出来る。
R-60 のような「当らない」ミサイルは、相手がここ一番のきわどい操作をしているときに使用し、相手の機動を崩すための仕掛けとして用いるのも、効果的である。
Mig29K は Su-27, Su-33 より小回りが利くようだ。しかし失速時の踏ん張りが効かないため、常に速度を 400km/h は維持するような機動を組み立てたほうがよい。Su-27, Su-33 使用時の速度管理より、常に+100km/h を加算して速度管理したほうがいいだろう。
Su-33 は Su-27 と比べ、空戦性能はほぼ互角だ。操作性も極めて似通っている。が、微妙に何かが違うようにも感じる。
格闘戦では、相手の位置・動きをよく観察すること。相手の方が高度が高く、自分は失速しかかっているようなときは絶体絶命である。そのまま意地を張って旋回を続ければ失速し、あっというまに撃ち抜かれるだろう。
相手が絶対的にエネルギー的に有利な状況にあるとみたら、相手がよりエネルギーを消費しながら狙いに来た瞬間、旋回をやめて機首を下げ、降下しながら直進加速&離脱する。相手がこれに気付いて追いかけはじめたとき、直進加速で得たエネルギーを用いて反転し、再び互角の状態に引き戻すことが出来る。逃げるのも追うのも、タイミングが肝心だ。
ドッグファイトにおいて、機体の操作に関して知っておくべきキーは、せいぜいエアブレーキを操作する bキーと、フラップを操作する fキーぐらいであろう。
ただ、デフォルトの60度視野角の前方視界だと、コックピット左下にあるエアブレーキやフラップの状態を示すインジケータを見るのに、わざわざ視界移動をせねばならない。テンキーの0を押して一時的に視界をコックピット全体が見える方向に移すか、或いはメインメニューの Options にて、デフォルトの視野角を広げておくと良い。(テンキーの/で視野を広角度化、テンキーの*で望遠視界に調整出来る。デフォルトの視野角に戻すにはテンキーのEnter。)
ただ私の場合、視野角はデフォルトの60度が好ましく感じられ、ドッグファイト中にエアブレーキやフラップの状態を視覚で確認している余裕も無いので、エアブレーキの操作には Shift-b(エアブレーキ展開), Ctrl-b(エアブレーキ格納)の2つのキーを、スロットルのボタンに割り当てている。同様にフラップも Shift-f(フラップ展開), Ctrl-f(フラップ格納)の2つのキーを割り当てている。
ドッグファイトに入る前、直前までオートパイロットや高度安定モード等を使用していた場合、これらの自動制御を Off にするだけでは、トリム位置が初期状態に戻らない。Ctrl-tキーを押すことでトリム位置を初期化できる。
その他、mキー nキーは、本来の右、左のバックミラー確認だけでなく、パッドロック中に一瞬視界を前方寄りに戻すことで機体の進路を確認するのに使える。ドッグファイト中の墜落防止に役立つ。