今日の昼は寿司屋へ行った。寿司屋に行くのはこれで2度目だが、前行ったのとはまた別の場所である。日本庭園風の庭があり、かなり高級なイメージを醸し出している。定食のランチで10$前後。そんなに量が多いわけではない。量も日本の高級寿司店クラス。
メニューにカリフォルニアロール、というものがある。日本でもご存じの方が多いかもしれない。カリフォルニアで生まれた巻き寿司である。話によるとなかなか美味いらしい。それでは、ということでこれを注文してみた。
具はキュウリ、細かく裂いたエビのマヨネーズ和え、アボガドの3つである。これらがまず海苔でくるまれ、その周りが寿司飯で覆われている。飯の量はそう多くない。寿司飯の最外周には、白ゴマがぱらっとかけられ、輪切りにして盛りつけた上から粒の小さな数の子風の魚卵が乗せてあった。
これはカリフォルニア巻きに限らないのだが、日本ではご飯の上から巻いてある海苔が、こちらでは巻きの中心に位置している。黒い海苔ってのは、グロテスクに見えるのかな??? 作り方も、日本では海苔の上に飯を敷いて具を並べ、巻くのに対し、こちらではまず飯を敷いてその上に海苔を敷き、具を並べて巻くのだ。
よって食べる時は、崩壊の危険に注意せねばならない。特に醤油を付けた時が危険である。飯が外にむき出しであるため、大変良く醤油を吸う。かなり堅く巻いてあるものの、水分を吸った飯は一気に解けてしまいそうになる。箸でそっとつまんで、わさびを溶いた醤油に一瞬付け、直ちに口に運ぶ。
美味い。かなりこれはいける。ハマチとかトロとかイクラとかいった、「こってり」系の寿司が好きな人には相当受けると思う。私も脂ののった魚の寿司が大好きな部類だが、このカリフォルニア巻きは非常にいける、と感じた。
エビのマヨネーズ和えとアボガドには歯ごたえが無い。どちらも同程度に柔らかく、口の中でふわっと溶けていく。そこにキュウリのシャキッとしたアクセントが加わり、海苔の風味と表面のゴマの香ばしさが、マヨネーズの脂っこさを押さえている。
アボガドの味、というのはよくわからないのだが、恐らくマヨネーズの油っこさを緩和する方向に働いているのではないだろうか。アボガドの食感はトロ。魚臭さは皆無。わさびと醤油とのハーモニーも抜群。日本の赤身マグロの鉄火巻きと、カリフォルニアロールのどっちを取るかと言われたら、私はカリフォルニアロールを取る。
とまぁカリフォルニアロールに舌鼓を打ちながらふと横を見ると、アメリカ人が2人、てんぷら定食を食っている。天ぷらが小山のように積んであるのが非常にアメリカンサイズを感じさせるが、彼らの食い方が興味深かった。フォークでエビの天ぷらを2つに切り分け、片方を突き刺し、天つゆの中を泳がせて、口に放り込む。…。箸を上手に使えるアメリカ人は思ったよりもかなり多いけれど、今見たこの情景のほうがより一般的な食い方なんだろうなぁ。(^^;