第11話

ヒューマニズム気味。

 

3/31(金)19:30記

今日のお昼は「大阪割烹」という日本料理店で、てんぷら定食を注文。料理人、結構マジ和食作ってたっす。カウンターの冷蔵ショーケースからマグロを取り出して包丁入れる手つきとか、プロを思わせるものが。もちろん日本人の料理人。たぶん、日本で修行積んだ人なんだろう。壁には巨人の桑田などなど、沢山の「日本の」有名人のサインがありました。

お値段はチップ込みで11$。値段はともかく…すげぇ量だよ天ぷらが。(- -;;; セットでついてくる「おから」と「茶碗蒸し」と「みそ汁」は普通の日本で出てくるようなサイズ。ご飯茶碗も日本の大きさ。(ただしご飯のお代わりは無料) ところが、天ぷらが大皿に標高15cmぐらいも盛ってある。決して上げ底であったり、中心部に空洞を作って組んである訳でもない。中まで、エビや芋やカボチャや魚の白身やブロッコリーの天ぷらが詰まっている。ご飯が足りないので1回だけおかわりしたのだが…満腹。( ̄O ̄;; 生まれてこのかた、何も add onを付けずに「てんぷら定食」だけで苦しいほど腹一杯になったのは、初めてである。(てんぷら定食と牛丼と野菜一品つけて死ぬほど満腹、ってのはよくやってたけどね)

何かそこはかとなく敗北感を感じたぞ、今日は。(T^T)

 

食事と言えば、今週火曜日は晩にメキシカン料理に連れていってもらった。いいもんですな、メキシカン。ちっちゃなTaco(いわゆるタコスの単数形ね)はおばぁちゃんが目の前で粉こねて焼いて、焼けたそれにチキンや何か辛い具を乗せてくれる。これを受け取って、自分でサラダみたいなものやドレッシング風のものをトッピングして、喰う。火曜の19:00までは、これを無料でやっている。(ばーちゃんの横にチップ入れる箱あるけどね。気持ち1$入れといた)

で、更に料理に「メキシコ料理ちょっとずつ全品」という(断じてこういう名前ではなかったが)やつを注文。んまいね。新鮮な味だな。日本ではちょっと食べたことないなぁ。塩味が少ないんだけど、香料や香辛料で味の欠損を感じさせない。ビザには適度な塩気がある。何故か鶏の唐揚げが乗っている。トマトソースも、日本のみたいな変な癖がなくて、あっさりしている。いいね、メキシカン。腹がちくちくするまで、たらふく詰め込んだ。

ビール呑んだ後、ストロベリーマルガリータを注文。氷のかけらが大量に入って、シャーベット状になって登場。これがまた、美味いね〜。使ってるストロベリーは、多分本物の苺を作る直前にすりつぶした新鮮なものだ。新鮮な苺の香りがGood! 種のつぶつぶの食感と、シャーベット状の氷の食感が非常に◎。ほんのり甘く、あまりアルコール感を感じさせない。しかし…酔うぞこりゃ。(笑)

とまぁ、こんだけしこたま飲み食いして、ばーちゃんへのチップ込みで6$。や、安ぅ〜

 

それにしても、ここんとこ忙しいのぅ。でも、CATVのDiscovery channel ならびに Historyとかいうチャンネルががおもろい。火曜はUS NAVY の海兵隊さんの訓練ならびにパナマでの実戦映像を3時間ほど。水曜はWWII後の豪華客船水難事故のドキュメントが2本ばかり。ニュージーランドで台風の中航行して、座礁してひっくり返ったやつと、大西洋で濃霧の中、2隻が衝突したやつ。で、昨日木曜はWWII-USA vs JAPANの記録映像と潜水艦の沈没事故。毎晩英語でTV見てたら、意味はわかんないけどなんとなく単語が聞き取れるようになってきた風。映像あると、話の6割ぐらいは理解出来るね。

ところで、最後に紹介したWWIIの記録映像が面白かった。「アメリカのマスコミ的視点から見た太平洋戦争」である。やはり、予想通り「中国に満州国を作り、アジア一帯に侵略を開始した日本」「シンガポールのイギリス軍(だったかな?)降伏」「日本、宣戦布告をせずに真珠湾を攻撃」「日本の『ゼロ戦』の空戦性能の良さ」「アメリカの『ヒット&アウェイ』戦法」「アメリカの航空機の空戦性能向上」「日本の陸攻の火の着きやすさ」…と映像とナレーションが続いていく。映像は日本では見たことが無いものばかりだった。日本側から撮ったものも、全部フィルムこっちにあるのね。(^^;

特に印象に残ったのが、シンガポール陥落時のフィルム。まだ日本軍が快進撃を続けていた頃のフィルムだ。上半身裸で、本当に心底嬉しそうな笑顔で、日本軍の兵隊が万歳三唱している。いい年こいたおっさんたちが、本当に本当に嬉しそうな、子供のように純真とも言える笑顔で万歳している。ナレーションでなんと言っているのか、いまいちよく聞き取りが出来ない。が、察するに「日本軍は開戦後アジア地域に兵を進め、ついにイギリス軍を破ってシンガポールを陥落させた」という事実を、(その後のアメリカ軍による反撃〜アメリカ軍による戦争終結というストーリーの前振りとして)そっくりそのまま、あまり大袈裟な(卑怯なJAPが…などいった)脚色はせずに説明していたのだと思う。

ただし、日本軍による真珠湾攻撃は「開戦宣言前に攻撃した」という点を強調し、その「卑怯さ」感を漂わせていたように思う。日本ではこの真珠湾攻撃も「大統領は事前に真珠湾攻撃を知っていて、かつ手を打たずに国民の反日感情を云々」、という話がついてまわる所だが、これに関する私の見解は「太平洋戦争は日本軍による開戦前の真珠湾攻撃で始まった」という事実の認識に止まる。この開戦を卑怯と感じる感覚ももっともであるし、強国に対して喧嘩を売るには奇襲しかなかった、という半肯定論もあるであろう。知ってて手を打たずに攻撃させた大統領はある意味「策士」だし、それを非難されるとしたら日本人からではなく、アメリカ人からであろう。アメリカ人がこのことを大きな問題と取り上げないのであれば、日本人がとやかくいう話ではない。

話をシンガポール陥落のVTRに戻す。さて、現代のアメリカ人はこのストーリーの中でこのフィルムを見て、どう感じるのであろうか? 同胞イギリス人の将校が、うなだれて降伏文書に調印している。そして開戦後破竹の勢いの日本軍は、裸でにこやかに万歳三唱。アメリカもこの時、真珠湾を初めとして日本軍の攻撃で被害を被っている。そして戦時中、アメリカ軍−人が日本軍−人に対して抱いた感情を体現する言葉、「JAP、黄色いサル」。即ち、この日本兵を人間とすら見なさない感覚。この笑顔に対し、恐らく、太平洋戦争を知らないアメリカ人は、この言葉から連想される感情を思い起こすのであろう。

いや、私はその感情を非難し、そういう感情を起こさせる可能性のある映像・構成を放送するDiscovery channel を非難するつもりは更々無い。しかし、だ。ここでこの映像を過去のものとして、こう感じる人は今どれほど居るのであろう。「昔、日本やドイツ相手に戦争した。前半、日本は戦線を拡大していた。いま見ているのは、その最前線で戦っていた鬼のような日本軍。しかし、そんな彼らも、こんな笑顔で喜び合うような、血の通った『人間』なんだなぁ」と。

大概において、戦争している国に住む人達は、互いの敵国民を人間とは思っていない。しかし、実際のところ文明の進度は別として、感情的には嬉しければ喜び、悲しければ嘆き、腹が立てば怒る、という自分と同じ人間なのである。お互い、自分の身の回りにある、(自分が自力で作り出した訳ではない)文明の利器を取り去ったら、文化の違いこそあれ、何ら相手に対して自分を誇示する後ろ盾は無いに等しい。と、いうことをたまに思い出すことは、実は非常に大事なことなんじゃなかろーか〜

などというとりとめのないことを、私TV見ながら考えていた訳である。言葉が分からないと、かくも高尚っぽい(爆)ことを考えたりするものだ。( ̄_ ̄) 理解できる言葉で番組やってたら、その流れにどっぷり感情移入してるんだろな、俺。(爆)

 

言葉といえば、そういや昨日木曜、夜遅く帰ってきたら間違い電話がかかってきた。もち、英語。私Inoueよ〜と言ったところ、電話番号を確認してきた。ぬぅ。俺まだここの電話番号、覚えてない〜(爆) 「私 very very 最近ここ来たから、覚えてないよー」と英語で言ったら、理解してくれた。おおっ!突発的な英会話が出来たっ!(爆)

 

うーん。今日は先週の日曜、3/26の話をするつもりだったんだがな。ま、いいや。もう一本書くかも。


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