5/29(月) は、アメリカに来て以来2度目の祭日。WWII の戦没者追悼日らしい。いっぱい、いっぱい、死にましたな。この国も、我が国も。(-人-)
それはさておき、私にとってはアメリカに来て以来、2度目の3連休。2度目の帰国予定変更までは、今この瞬間には既に飛行機に乗って日本へ帰っていた筈なのだがのぅ。
o(T^T)o
ま、理由はどうあれ、休みってな良いもんだ。(爆) 今日のBGMは映画 "Saving private ryan" ってことで。
5/27(土)は、5月末にこちらに来られたソフト屋さんと一緒に、私2度目のDesert Hills Outlets へ出撃。この日私はあまり買い物をするつもりはなかったのだが、土産物や自分の衣類に良さげなものを目にしてしまうと、ついつい買い物してしまう。(^^; またも Timberland で靴を2足ほど買ぉてみたり(…これで遂に、アメリカで6足も靴買ったことになる(- -;)、BURBERRY でネクタイ5本も(爆)買ぉてみたり。いや、これも安かった(39$と49$)もんで…
そうそう、Outlets には本屋もあって、ここで日本の文化に関する本を探してみた。…あんま数は無い。それに、アジア一帯の文化をひとまとめにして紹介している本ばかり。そのほかは「日本経済の落日」を題材にしたものなど。バブル崩壊後アメリカ人の日本に対する興味は急速に冷え込んでいるというが、確かにそうみたい。(^^; でも、一冊だけ「純じゃぱにぃずかるちゃ〜」な本を発見。タイトルは "THE LIFE OF A GEISHA"。結局日本の文化でアメリカ人の興味引くもん言うたら、そんなもんかい〜(爆) 取りあえず買っとく。(爆^2)
なんだかんだと買い込んで、Outlets で760$放出。(^^; 前回の大放出と合わせると、Desert Hills に 2300$ ばかり投下したことになる。
帰り道、一緒に行ったソフト屋さんが、まだ嫁さんから頼まれたものがある、ということで、South Coast Plaza という巨大デパート地域に行った。ここもまた、日本から買い物しにツアー客が来る所らしい。場所はIrvine内。自転車でもギリギリなんとか行ける距離だ。
まーNewPortで見たのと同様、相変わらずデパートってのはでっかいもんだ。案内の地図を片手にあちこち徘徊。「コンピュータ・家電」というジャンルの店が4軒ほどあったので、試しに行ってみた。
Software Etc. という店では、PCゲーム・PS2ゲーム等を売っていた。「今月の売り上げベスト10」の棚には、MDK2 や 大刀、Quake3 なんぞが並んでいる。残念ながら、シムは入っていなかった。
アパートの中にあるような店舗だし値段にはそう期待していなかったものの、意外に安い。Jane's F/A-18 が 39.99$、Need For Speed Porsche Unleashed 29.99$を衝動買い。残念ながら C-H or EECH こと Enemy Engaged: RAH-66 Comanche Versus Ka-52 Hokumは売り切れ。Rally Master に至っては、店員が存在を知らなかった。(^^;
店内にはごく少数だが、Hardwareも売っていた。Voodoo3-2000〜3500までの各種や、ATI Rage128,Diamond Viper770,それに Elsa のGeforce2 GTSボードなど。ElsaのGefoece2 GTS ボードは360$ばかりのお値段であった。
私の目を引いたのは、Labtec社Crearvoice Headset/Boom Mic というマイク付きヘッドホン。39.99$。いいね。ヘッドホンジャックとマイクジャックが付いていて、ヘッドホンは手元で音量調整可能。マイクの on/off 切り替えスイッチ付き。RogerWilcoに最適。買っとこ。アパートに戻ってから、DISKMANにヘッドフォンジャックを挿して音質を確かめてみたところ、低音と高音の切れが悪い。まー安物のヘッドフォン、て感じですな。(^^; でもマイクの雑音は少なく、RW使用の通信対戦専用と割り切れば悪くない。
デパート内のもう一つの店、Circuit City Stores, Inc. は家電の店。こちらでは電話機を売っていた。アメリカの電話機は日本でも使えるし、日本より安いらしい。丁度ヘッドセットタイプの電話機が欲しかったので購入。GE 900MHz Hands-free Cordless Headset Telephone というやつ。ヘッドセットとダイヤル機がワイヤーで接続されていて、電話台とダイヤル機はワイヤレス。WALKMAN ぐらいの大きさのダイヤル機を腰のベルトにかけ、電話から離れた台所で両手を使って料理しながらでも通話可能。
そんなもん買わないでもスピーカーフォンがあるじゃないか、という話もあるが、私はスピーカーフォンがあまり好きではない。使ってるほうは良いが、かけてきた相手からはめっちゃ音声を聞き取り辛いからだ。その点、このヘッドセット型ワイヤレスフォンは普通の電話機と同じ音質で会話出来る。
一旦帰宅後、晩飯喰いに近くのモールの中にある STEAK HOUSE へ。Irvine一円は所場代が高いらしく、あまり「旨い店」は無いらしいが、その中でも比較的旨い店といえばここらしい。
予約してなかったので、バーの片隅のテーブルに押し込められちまった。(^^; ま、料理は同じらしいから我慢。バドを頼み、シーザーサラダ(レタスと極薄にスライスした2cm角正方形の堅いチーズと1cm角のクルトンを、マヨネーズっぽいドレッシングであえ、黒胡椒を振りかけたもの)、NewYorkStrip(いわゆるサーロインステーキ)をミディアムレアで、それと、そうめんぐらいの太さの細切りジャガイモを揚げたものを頼む。
サラダはすぐ出てきたものの、その後のステーキは眠っちまうぞぉい、というぐらい待たされた。3連休(5/29(月)が祭日らしい)の初日ということもあるのか、店内は非常に混んでいる。バーの片隅とはいえ、そこに2つしかないテーブルにさっさと座れた我々は比較的マシだったのかもしれぬ。
待ちに待った後出てきたステーキは、バターの香りがした。皿の上から見た面積は日本のステーキハウスのサーロインと同じぐらいの大きさだが、厚さが2cm強。1ポンドぐらいかな?
皿ごと熱熱。ナイフを入れると、非常にやわらかい。和牛のように霜降りではないから、肉そのものがやわらかいようだ。旨い。ちと何か乳臭いような濃い風味があるが、まーこれはこれで良いんでないかい?という感じ。肉汁が滴り、非常に肉の味が濃い。塩胡椒も適度に効いている。
ポテトの揚げ物の方は、どうすんじゃこれ、 という量。(^^; ボール1杯分ぐらい出てきた。
30分ぐらいかけて、上記全てを喰らい尽くす。我ながら、自分の胃袋に驚嘆。食後にウェイトレスが「チーズケーキは如何?」 要らんわーーっ!(- -; "We are already satisfied." と答えて、エスプレッソだけ頼んだ。でも、ここで(きっとこれまたでっかいんであろう)チーズケーキを余裕で食えてしまうのが、アメリカ人なんだな。(- -;;
満腹。腹鼓を打つと、もの凄くいい音が。(^^;;;
翌5/28(日)は、アメリカ滞在最後の日曜日。またまた、こちらの日本の研修生の方々に外へ連れ出していただいた。
9:00過ぎにアパートを出発。3人+2.2人(夫婦+2歳で16kgの巨大なお子さん一人)で、車2台に分けて旅に出た。
…実は前日、行き先は「温泉&BBQ」としか聞いていない。(^^; 漠然と「あ〜温泉行った後BBQするのかなーそれともBBQした後温泉行くのかなー喰った後温泉だと、出ている腹が余計に強調されてイヤだな〜」ぐらいにしか思っておらなんだ。(^^;
私が現金を持っていない、という話をし、まずアパート近くのモールに寄っていただいた。ここで CITI BANK のキャッシュカードを使って、¥口座から$立てで引き出そうという算段である。が…
暗証番号、忘れたぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ (πдπ)
思い当たる限りの番号を入れてみたんだけれど、受け付けてくれないの…。...ρ(..、) 2度3度と間違った番号を繰り返し入れるうちに、表示がなんだか最初と変わって「より素早く reject されている」ような雰囲気。もしかして、口座ロックされた?(- -#
しょうがないので、今度はVISAカードでトライ。ああああん、これも忘れたーっ!!!(爆)
…だって。クレジットカードの暗証番号が必要になることなんて、まず殆ど無いし、CITI BANK のカードに至っては、今まで使ったことなかったんだもん…。ずっと出国時に作っておいたトラベラーズチケットを換金して生きてきたんだもん…。
あー。なんだかとてもややこしいことになりそな雰囲気。(T^T) 取りあえず、今日は同行の日本の方に60$現金をお借りした。(トラベラーズチケットはまだ余っているんだけど、今日は日曜。銀行は開いてないから、換金してくれないのだ。)
行きの車中、後部座席でうとうと。ふと目が覚めると、時刻は午前10:30。車はフリーウェイを降りて田舎道を走っていた。どうやら道に迷ったらしい。(^^;; はて?しかし何故に農園?確かに広くて雄大、北側には以前行った BIG BEAR LAKE を頂上にいただく 2000m クラスの山脈が立ちはだかり、周囲一円は大田園地帯。日本には無い風景だ。でも日陰を作るものが無く、実にくそ暑い。アスファルトの路面上には陽炎が立ち上り、停車してしばらく外に出ていると、暑さのあまりクラッとしてくる。
聞くと、どうやらチェリー狩りに向かっているそうな。この辺の農園のどっかで、6月ぐらいにチェリー狩りをやっているところがあるらしい。ほぉ〜チェリー狩り。乙なもんを狩る遊びがあるんだのう。
ガソリンスタンドのおっさんに道を聞き、再び出発。書いてもらった地図を片手に、田舎道を迷走。景色同じでやっぱりわかんねーっ (^^;;それでも10分ほど近所を徘徊していると、どうやら目的地らしい農園にたどり着くことが出来た。
が…。
「おらがとこのチェリーは、まだ熟してないよん。農園はまだ閉めてるし。情報欲しかったら以下の番号に電話しとくれ」
張り紙一枚。(- -;;;; や、やられたぁ〜(爆)
急遽行き先変更を余儀なくされた我々は、近くの銀行の駐車場に入り、作戦を練り直した。協議の結果、ARROWHEAD LAKE に行き先を決定。ここから小一時間かかると思われるが、致し方ない。
駐車場の片隅で、チェリーを売っていた。つまみ食いさせてもらう。んん、美味いじゃん。日本で喰うサクランボより数段甘くて、程良い酸味が爽やか。美味い食い物なんだね、チェリーって。(^^; 帰ってから皆で喰おう、ということになり、30cm×10cm×10cm程の箱一杯で40$のチェリーを買った。
ARROWHEAD LAKE に向け出発。山に入ってからしばらくは以前行った BIG BEAR LAKE と同じ。日本の山道とさほど変わらぬ、くねくねと曲がった道を登っていく。
標高は 2000mに迫ろうか、という高さにまで上がってきた。LA〜Newport に至る都市部の上空に、スモッグが濃くかかっているのが分かる。陽射しの強いカリフォルニアだけど、こんなに下界の空気は汚れ淀んでいるんだね〜。1000mぐらいの高さにスモッグの境界線が見える。
BIG BEAR LAKE への道と別れ、ARROWHEAD LAKE への道に入った。Irvineから約60miles。こんな遠くにまで来るつもりではなかったため、出がけに給油はしていない。だいぶ燃料が心細くなってきた。しばらく進んでいると、道端の広場で ART FESTIVAL をやっていた。中の様子はよく見えないが、結構な賑わいである。5/27(土)〜5/29(月)までの3連休、Orange County からほど近いこの山に避暑に来た人々で賑わっているのであろう。
更に進むこと30分余。とうとう ARROWHEAD LAKE に到着。以前母の教え子の知り合いのIrvine在住の日本人の方から聞いた通り、湖岸は完全に観光地化されていた。自然を求める向きは BIG BEAR LAKE の方が良いであろう。私としては、これはこれでまた良し、という感じ。丁度 Newport みたいなリゾート地を、もちょっと庶民向きにした風である。湖には私有物とおぼしきボート(半クルーザー的雰囲気のもの)が係留されていた。湖ではジェットスキーを興じる人や、シュノーケルを付けて素潜りしている親子連れが居た。
湖岸はコテージ風のレストランで大賑わい。丁度昼過ぎであったため、どこも満員。仕方なくマクドナルドに入りかけたが、誰かが立体駐車場(アメリカにもあるところにはあるのね(笑)ここは狭いからか。)の屋上にも飲食店があるぞ、と言いだし、そちらへ行くことにした。
階段を上ること4階。屋上に出ると、そこにはまるでその辺の町中にあるようなモールがあった。ちょっとびっくり。
ここは湖岸に比べると人も少ない。早速我々はピザ屋に入り、各々注文。私は席取りをして待っていた。空を見上げると色鮮やかな青空。陽射しが燦々と照りつける。でっかいパラソルの下のテーブルに陣取った。風が涼しい。見下ろすと湖面は青空を映し、青々と輝いている。
皆が注文終えて帰ってきた。でっかいピザを1ラウンド注文したという。なら私はそこから1ピースだけでいいや。飲み物だけ注文しにいく。ICE TEA を注文。最近ようやくこういう店で注文するのに慣れてきた。コツは、相手があれこれ言う前に、自分が欲しい物を一つ残さず言ってしまい、最後に "That's all."で締めること。え?会話になってないって?(^O^; そうかも。(爆)
しばらく待っているとピザがやってきた。ベジタブルピザだそうで。オリーブやトマトやピーマンが、生地を覆うチーズの上に乗っている。早速1ピース頂いた。うん、まぁ味はアメリカの平均的な味であるが、ピザに関しては平均が高いレベルにあるのでそれでよし。景色が良く、気候が良いのも手伝って、実際の味以上に美味しく感じた。
皆、各々が頼んだハンバーガーやらサンドイッチやらで、腹一杯になってしまったらしい。殆ど誰もピザに手付けない。いいの?食べちゃうよ?と言いつつ、またたく間に2/3ラウンドほど喰うてしまった。(爆) 満腹。( ̄u ̄)
食い終わってしばらく、皆で雑談に興じる。ぼーっとした、いい感じの日曜の午後である。
14:30を回る頃、「そろそろ温泉行かないと、閉まっちゃうよ〜」ってことで、重い腹を抱えて席を立つ。ちょっくらトイレに行ってみると、トイレ前にあるTVに客が皆かじりついている。どうやら今日は NBA の最終戦だったらしい。LA のレイカーズがいいとこ行ってるようで、客は皆燃えに燃えている。以前見に行ったクリッパーズの試合とは大違いだ。(笑)
店を出て、車に乗り込み、温泉を目指す。昼飯喰って眠くなり、またも後部座席でウトウト。目が覚めると16:00。いつの間にやら到着寸前であった。(^^;
ゴルフ場のような広い敷地に入り、駐車場に車を止める。駐車場には、時々街角で見かける、ダックスフンドのように胴体の長い長いリムジンまで止まっていた。どっかの金持ちが来ているのであろう。運転手は TV 見ながら、車内で閑を持て余していた。
外に出ると、猛烈に暑い。水蒸気が多いのであろうか、日本的な蒸し暑さを更にパワーアップしたような具合だ。
芝生とヤシと花壇に囲まれた歩道を歩いて行くと、"GLEN Ivy. Hot Spring" という看板が見えた。こちらでは温泉のことを Hot Spring というらしい。
温泉と言っても日本のそれとは趣が異なり、殆ど「温水プール」と言った方が正しい。男湯・女湯なんてものはなく、屋外に幾つかのプールがあるだけだ。当然皆水着を着ている。体を洗う者も居ない。水温はプールによって異なる。
受付に入ろうとすると、白髪の厳ついおっさんに呼び止められた。何か言うておる。どうやら、ここは 16歳未満は入泉禁止らしい。同行の夫婦のお子さんが、2歳。彼を入れてはならん、と言うておる。
はて、困った。じゃ帰っちゃう?と言うておると、夫妻は「ええわ、我々は先に帰るから、みんな入ってき。」とのこと。なんだか非常に申し訳なく、3人で入る踏ん切りが付かずにいると、奥さんが「ほれ、若い女の子おるで。行ってき行ってき。彼女にゃ黙っといたるがな(^O^)」(爆)←3人とも彼女持ち
…すーんまそーん。いってきまぁ〜す、と入る。(爆) 我々が入ると、子供も付いてこようとした。が、入り口のおっさんが無情にもドアを閉める。途端に泣き出してしまった。(^O^;;; ん〜後味悪ぅ。ごめんねー(^^;;;;
中に入ると、いろんなプールがあった。8種類の温泉があるらしい。25m程の四角いプールや、熱めのお湯が入った10m程の浅めの大浴場風のもの、泥風呂、ひょうたん型の大きなプールの上ででっかいシート状のビート板に乗って寝っころがるもの、等々。
まずは着替え。今日この日のために、昨日 Desert Hills Outlets まで行って Polo の水着とサンダルを買ってきたのだ。いや、別にこんなところで決めてもしょうがないし、ちっとブランド物を身につけたところで、著しい成長が認められる下腹がどう変わるってわけでも無いんだがね。(爆)
更衣室を出て、さぁどこに入ろ。2人に付いていくと、なんど初手から泥風呂。(爆) 可哀想に、Polo の水着が初めて浸かった水は泥風呂である。えらいデビューやなぁ。(笑)
湯は赤土色をして完全に濁りきっている。温度はかなりぬるめ。滑らないように気を付けながら風呂に入っていくと、中央に台があって、その上に赤茶色の粘土が積んである。若干硫黄が入っているらしく、その匂いがぷんと匂った。これを体になすりつけるらしい。手にとって、泥細工よろしく全身に塗り伸ばす。きめが細かく、肌の上でなめらかに伸びていく。調子に乗って顔にまで塗ってしまった。私を見て一人が曰く、「んぁ。どっかの原住民。」
体に塗って湯に浸かる。周りを見回すと、みな泥まみれ。こんだけ泥まみれになると美人も不細工もへったくれもない。歳取っているのやら、若いのやらもよーわからん。ま、ええがな。
おばちゃんの一群が入ってきた。うち一人は、足から下が超巨体である。コニシキ的肉の垂れ下がり具合だ。なんとか一人で歩けるらしい。んーまにアメリカ人ってなぁ肥えるのも手加減無いのぅ。(- -; 我が下腹なぞ、このプールに来ている人々の中では、別にどうってこともないわ。同行の方のうち、一人は視界に映るものが耐え難くなって逃げ出した。(爆)
体に塗った泥がどんどん溶けていく。はて?これで良いの?と思っていると、逃げ出した方がちゃんと説明書きを読んで帰ってこられた。どうやら、塗った後乾燥させるのが正しい使い方らしい。そうかそうかと再び泥を塗り直し、一旦プールから上がってプールサイドの寝椅子に寝っ転がる。もう17:00を回っているが、陽射しはまだ強い。アットいう間に粘土は乾燥し、白くなりはじめた。乾くにつれ、肌が引っ張られて非常に奇ッ怪な感触だ。まさに全身パック。
あらかた乾いてから起きあがり、乾いた泥をシャワーで流す。シャワー小屋では5〜6人が同時にシャワーを浴びており、その中に混じって私も泥を洗い流す。黒人のカップルが居たが、女の子はなかなかに ないすばでぃで、顔も可愛いかった。彼女の体の周囲で弾ける水しぶきが、傾いた陽の光に照らされて美しい虹を作り出していた。
シャワーの横にはブラシが備え付けてあり、これで体をこするらしい。ごしごし擦ると、かぴかぴに乾いた泥がゆっくり溶け落ちていく。あらかた擦り終わると、肌がつるつるになっていた。初めは、単に肌のでこぼこに細かい粘土が砥の子のように目詰まりしてつるつるに感じるだけか?と思っていたが、後日風呂に入った後も肌はつるつるのままであった。いわゆる「泥パック」と同じような効用があるのだろう。
泥をおとし、今度は温度がやや高めの、大浴場風のプールに入る。湯は消毒液の匂いがする。まるっきりプールだ。泡がぼこぼこと出ている所があり、そこに背中を当てていると、気持ちよくてだんだん眠くなってくる。のぼせつつ、うとうとしつつ。水が飲みたくて我慢できなくなるまで、泡に身を預けていた。
ちょっと湯あたり。(^^; 一旦プールから出て、岸から岸まで25mほどある四角いプールの岸で、寝椅子に横たわり休憩。かなり斜めになった太陽の光を浴びながら、半分眠りながら体を乾かした。半眼でぼーっとしていると、目の前を色んな人が通り過ぎて行く。老若男女、様々な人が来ているようだ。ここに比べると日本は、老人ばっかの温泉や、若者ばっかのビーチなど、「生息域」が非常に明確に分かれているような気がする。ここには、16歳未満の小さい子供以外のあらゆる年代の(そして容姿の(笑))人々が居た。
あらかた体が乾いた後、再び水に浸かる元気が出てきたので、大プールに入ってみた。湯温は低め。ぬるい水、といった風である。ここはどう見ても、泳ぐための浴槽だ。私もここで、数年ぶりに泳いだ。プールの底はだんだん深くなっていて、反対側の岸では身長180cmの私でも足が届かないぐらい深い。平泳ぎと背泳ぎを繰り返し、何度か岸から岸へ泳ぐ。つ、つかれるねぃ(^^;; 流石水泳は全身運動。かなりフラフラになっちまった。
そうしているうちに、そろそろ18:00。閉園の時間である。プールから上がり、シャンプー・リンス・ボディソープが各個室に完備されたシャワールームで体を洗った。湯上がりスッキリ。サウナ室の横に置いてある、キンキンに冷えた氷水をコップ一杯飲み干してから、Hot Spring を後にした。
帰宅したのは 18:40。フリーウェイが混んでいなかったこともあり、40分で到着。途中MITUWAで買い物をして、晩は会社の日本人研修生の方の部屋でそうめんパーティ。そうめんはもとより、大葉も刻みネギもいりゴマも生姜もめんつゆも、全てMITUWA で揃う。本当にここIrvineは、日本に限りなく近い生活が出来る場所であることよ。
お子さんが温泉の入り口で出入りを止められてしまったご夫婦もいらっしゃった。帰った後、アパートのプールに入ったそうだ。ん〜やっぱ、申し訳なかったねー。(^^ゞ
腹一杯喰った後トイレに行く途中、扉の開いた物置部屋をひょいと見ると、体重計が目に留まった。…乗ってみる?
+5kg。
これが3ヶ月の成果である。ぬぅ。(- -;;;; 毎日5〜6miles、自転車で通勤路を往復走っていたのだが、やはり毎日大量に摂取してきた養分は、運動量を上回っていたらしい。(- -;;
21:00過ぎにお開き。帰った後はメールの返事を書いて、泥のように眠りについた。
目が覚めたのは翌朝 5/29(月) 8:00。大丈夫、今日は休日。(^^; でも折角目覚めたことであるし、起き出した。
リビングでは同室の方が朝飯を食っていらっしゃる。今日はゴルフに行かれるそうだ。私はゴルフはしないので、今日は何しようかなーと考えることにした。
同室の方は、ゴルフに行く前に、South Coast Plaza に行くという。明日5/30(火)は定時後件のプログラム作成者が来て我々にT.T.するし、明後日5/31(水)は定時後こちらの会社の社長さんが、我々のお別れ会をしてくれるらしい。明々後日6/1(木)はもう、朝8:00からアパートを出て、日本に帰る飛行機に乗るべく LAX へ向かうことになる。とすると、会社の部署への土産を買うのは今日しかない!
てなわけで私も South Coast Plaza に連れていっていただいた。ん〜、何が良いかのぅ。やっぱ、食い物が一番手頃だわなぁ。でも入国時に差し止め喰らうようなもん買って帰るわけにはいかんし…んー……。としばし考えた末、結局無難な線で、GODIVAのチョコレートを買うことにした。2ポンド66個入り、飾り紐無しで62$。まーこんなもんか。
てきぱきと買い物を済ませ、11:00過ぎには再びアパートへ戻った。
さて。今日が本当にアメリカ最後の休日か。何をしたものか…。遠出の旅行は、こちらの研修生の方々のおかげで、本当に本当に沢山させて頂いた。旨いもんもたらふく喰った。後、思い残すことは何だろう…。
ん〜。あんま思い残すこと、と言う程のもんは無いな。(^^) よし、じゃ最後は一人で自転車漕いで近所を徘徊! 3ヶ月間、毎日通勤に使ってきたこの自転車も、私が乗るのは今日が最後かもしれん。最後は、先日母の教え子の知人の方に車で連れていって頂いた Turtle Rock という丘に登ってみよう。
最初は平地。そのうち出てくる筈の坂道を登りきるために、力を温存してゆっくり進む。途中道を間違えて近所のゴルフ場に入っちまったのだが、無事軌道修正して、見たことがある風景に到達。さぁ、坂だ。
…毎朝肉汁滴るステーキ喰って鈍りきった体には、筆舌に尽くしがたい運動であった。
(- -; これだけの激しい運動は、中学時代のサッカー部での部活のマラソン以来である。滝のように流れ落ちる汗。毎日自転車通勤で鍛えてきた筈の太股も、鈍い痛みを訴えている。おまけに水も持ってきていなかったもんだから、喉はからから体ふらふら。
それでもなんとか坂道を登りきり、Turtle Rock をぐるっと回る道路に乗った。ここを周りながら、以前連れていってもらった道とは違う道で丘の頂上まで登れそうな所を探してみた。でも結局新しい道は見あたらず、丘の南側にある小学校の前に到着。ここに自転車を止め、歩いて頂上まで登った。
頂上は以前と同じく、良い風が吹いていた。例の主翼だけのブーメラン型ラジコン機を飛ばしている爺さんが一人。最後の岩山の麓では、カイトを挙げている子供が一人。
凝った太股に鞭打って岩山を登る。疲れてはいるが、Outlets で買った Timberland の靴を履いているとなんだか歩くのが楽しくなってくる。
程なく頂上。ラジコンやってる爺さんとしばしコミュニケーション。爺さん調子にのって、色んな技を披露してくれた。
ここから見る景色も、これで見納めである。ヨセミテ国立公園で買ったカメラにて、丘の周りの風景をぱちぱちと写真に収めた。会社のある方角や、アパートのある方角、Newport beach 方面、EL TORO の海兵隊基地の方面。その向こうに見える、BIG BEAR LAKE や ARROWHEAD LAKE を山腹に頂く山脈。別にそう美しい景色ではない。人が見ても、きっと「何これ?」であろう。でも、3ヶ月ここで暮らした私には、一番思い出深い場所だ。
ちょっと撮りすぎたかなーと思うほどシャッターを切った後、頂上にごろごろしている岩のうち一番高い岩の上に陣取ってひなたぼっこ。靴も脱ぎ、靴下も脱いで裸足で岩の上に寝っ転がる。ん〜焼けるぅ。
1時間余もそうしていただろうか。ここから見える風景を、出来る限り記憶に焼き付けようと努力した。きっと後年、撮った写真を自分で見ても、ここで体験した様々な想い出のうち1割以下しか思い出せないだろう。シャッターを切ったその場面だけしか思い出せないであろう。でも、こうしてHomePageに自分が感じたことを記録し、更に脳裏に景色を焼き付けておけば、3〜4割は今の自分を思い出せるかもしれない。
下山し、帰宅したのは17:30。帰り道はずっと下り坂ですいすい♪(^o^) 帰り着いたら速攻で風呂に入り、冷蔵庫にあったソーセージの残りを茹で、冷凍保存しておいた野菜炒めとご飯を温めて、簡単な夕食。
喰った後はテラスの椅子に座り、紅茶(ただしLipton tea のティーパック2袋で6杯分抽出した粗悪品(爆))を飲みつつ、ヘッドホンで CD を聞きつつ、ゴルフから帰ってきた同室の方と雑談しつつ(疲れたのか、途中で眠ってしまわれたけど(笑))、このページを書き綴っているうちに23:40。(^^; いやほんと、時間かかるのよこの日記書くの。つうこって、今日はこれにて。おやすみ〜(笑)